プロレスを八百長というのはちょっと
違うと思いますよ。
たしかに筋書きがあるにはあるんですが、
勝敗はアドリブで決めてる場合もあったりするから一概には言えません。
スポーツ医学の観点からしても年間100試合
ガチンコの真剣勝負してたら持たないでしょうし死んでしまいますよ。
でも別のところでは真剣勝負ですよ。
基本相手の攻撃を避けてはいけないという点、
受け身を誤ると死に直結するという点、
そして相手の良さを出し切ったうえで勝つということ。
3カウントとはいえ事実上のノックアウト戦で、3近くでも戦う意思があって返せるなら
基本は3を取らないけど、一方で丸め込みでの3カウント取ってスリリングさを演出するところとかも。
プロレスはどちらかというとスポーツなんだけど舞台でもあるんですよね。
総合格闘技が確立した今ではなおのこと。
だから八百長というと少し違うと思うんです。
お客様とも真剣勝負しなきゃいけないので。