ええと、ガエリオ支持の皆さん、
およびガエリオだけはよかった勢の皆さんは
「ガエリオ主人公だー友情パワーで勝ったんだ」
という考えがほぼほぼ多いんじゃないでしょうか?
しかし、それはちょっと待てと言いたい。
何故なら、マクギリス支持および鉄華団支持側かつ、ファンからアンチに転じた勢もあなた方の意見を見るわけです。
その立場の人間が見た途端、いやあなた方がその立場だったら、殺意湧くとは思いませんか?
何で殺意持たれなければいけない?と思いました?
それにはちゃんと理由がございます。
それでは順を追って説明したいと思います。
- アインがマクギリスとガエリオに合流した理由とアインにとっての敵は誰か?
- そもそもアインがグレイズアインのパーツとなった原因は何か。
- この2点を踏まえたうえでもガエリオとアインの間に友情など存在したのか?
- にもかかわらずなぜ友情という見方をしてしまう人間が続出したのか?
- 結論
1.アインがマクギリスとガエリオに合流した理由とアインにとっての敵は誰か。
アインがマクギリスとガエリオ合流したきっかけはそもそも上司であるクランク二尉を三日月に殺されたことにあります。
そうそう、クランクニ尉を殺したことで鉄華団が滅びたという暴論を持ちだしそうな人も出てきそうなので釘を刺しておくと、クランク二尉の戦いは自ら死にに行ったようなもので、アインはその遺志を測るにはまだ若すぎたということを補足しておきましょう。
当然、恩人を殺されたアインが向かう殺意のベクトルは三日月に向かうわけです。
2.そもそもアインがグレイズアインの一部になった原因は何か?
ここをまず抑えないと岡田麿里のエセゆで理論歴史改変ビームをもろに食らうのできっちり解説させていただきます。
そもそもマクギリスが止めたにもかかわらず飛び出していったのはガエリオです。
そして、三日月に殺されそうになったのをアインが庇ったがためにほぼほぼ死を待つしかない程のダメージをアインが負ったわけです。
つまり、ガエリオが招いてしまった取り返しのつかないミスだということを忘れてはいけません。ここを見誤ると物語の認識を900度見誤る羽目になります。
あと、マクギリスに騙されたとはいえ、決断したのはガエリオだということも頭の隅に置いておいてください。
もし、静かに死なせてやることを決断していたのならまた結果は違ったものになっていたかもでしょうけど。
3.この2点を踏まえたうえでも、ガエリオとアインの間に友情などあったのか?
彼らの関係は一期を見る限り忠誠と感謝はあったでしょうが、友情と言われるとそれはなかったと思いますね。
4. にもかかわらずなぜ友情という見方をしてしまう方々が続出したのか?
鉄血の一期最終回と二期の中盤終盤のインターバルが長すぎて、一期の物語の流れを忘れてしまう人が多かったからではないでしょうか?
実際忘れかけてるところに「友情」なんてやられると信じてしまう人多いと思うんですわ。
少年漫画の長期連載ではありがちなことですが、期間の決まっているアニメではこれはまずいことではないでしょうか?
実際自分もその一人でした。
しかし、マクギリス支持鉄華団支持から上のような事実を聞いて、考えを改めるに至り、
筆をとった次第です。
結論
- アインの憎悪のベクトルはあくまでもマクギリスではなく三日月に向いている。
- 自分が決断したにもかかわらずマクギリスに憎悪を向ける行為は理解できなくもない。
しかし、見る人から見れば明らかに逆恨みもいいところ。
- 結局はアインを利用したのはガエリオだったという事実しか残らない。
- 故に友情パワーというのは誤った見方である。
アンチガエリオおよび
マクギリス支持鉄華団支持側の多数は上記の一期のガエリオ アイン マクギリスの関係を正しく把握している人間が多いのです。
そのような人物の前で
「ガエリオだけはよかった」
「ガエリオとアインの友情パワー」
などという寝言をほざこうものなら360度からの一斉攻撃を確実に食らうものと思ってください。
ていうか、一期の彼らの関係を正しく把握しておきましょう。